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痛くなくても治療が必要? 肥満と病気の関係

太るとメタボリックシンドロームになり、高血圧?糖尿病?脂質異常症などにかかりやすくなります。これらは生活習慣の乱れが原因だと言われていますが、痛みなどの不快感がないため、治療をおろそかにしたり、放置したりしてしまうことが多いようです。

病院で栄養相談をしていると、医師には聞きづらいのでしょうか。患者さんから「痛くないのにどうして治療が必要なの? 」としばしば問われることもあります。

しかし、治療をせずに放置すると、病気が進行し、重症度が増してくると、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる重篤な状態を引き起こしてしまうことは、よく知られている通りです。

実は、肥満を軸としたメタボリックシンドロームの状態ですと、心筋梗塞?脳梗塞だけでなく、がんや認知症、うつ病などの病気にもかかりやすくなるのです。

単純肥満より怖い内臓肥満とは? 太ると病気になるメカニズム

肥満が心筋梗塞や脳梗塞になるメカニズムを簡単に説明します。

太り始めは、脂肪が風船のように「外側」へ皮膚を伸ばすことで太っていきます。「太ったね」と言われ始める頃の状態だと思って下さい。この頃の太り方は、内臓や血管などは圧迫を受けていません。各臓器はその機能を維持しながら、太っていきます。これは「単純肥満」と言われる状態です。

単純肥満の状態が続き、皮膚がこれ以上伸びないところまで太った後も、人間の体は風船のように割れることはありません。おそろしいことに、人間の体はすでに脂肪を満タンに保管しているにもかかわらず、さらに脂肪を体内のどこかへ溜め込もうとします。

保管スペースが外側に確保できないので、体内の現在あるスペースのどこか、すなわち腹腔内に脂肪を溜め込もうとします。これが「内臓肥満」です。

健康診断で異常値が見つかり、病院で再検査をしてくるようにと言われるのはこの頃です。この段階でも痛みなどの不快感がないので、健診結果を家族に隠している方もいらっしゃいます。

よく遭遇するのは、サラリーマンの男性が病院へ行くようにと書かれた健診結果を隠してしまい、それを何かの拍子に奥様が見つけ、奥様に連れられて病院へいらっしゃるケース。

私たち管理栄養士が担当する栄養相談は医師の診察よりも長く、最低15分以上はお話します。そのため、奥様のお怒りの声も旦那様のちょっと悔しそうな表情も手にとるように分かります。

「内臓肥満」になると、腹腔内の内臓や血管などのスペースを圧迫し始めます。脂肪で占領されてしまい、身動きが取れなくなった内臓や血管は、血液や必要な栄養素を上手に体全体に運ぶことができなくなってしまいます。

さらに、脂肪細胞に蓄積することができない分の栄養素は血液中に残されてしまうこともあります。これが、高血圧?糖尿病?脂質異常症を引き起こす原因のひとつです。

内臓肥満のために血液の流れが悪くなり、上手く体全体に運ばれることができなくなった栄養素は血管内で身動きが取れなくなってしまいます。

血管の分岐点など流れにくい部位など一箇所にたまったり、身動きができなくなった栄養素が血管壁を傷つけてしまい、修復のためにできたかさぶたなどから、動脈硬化がおこり血栓になります。血栓ができた場所が心臓であれば「心筋梗塞」になりますし、脳であれば「脳梗塞」です。

太ると動脈硬化が直接の原因ではないがんや認知症、うつ病などにもかかりやすいのはなぜでしょう? それは体の「腫れ」が関係しています。

太ると体が腫れる? がんや認知症、うつ病との関係

最近の研究では、肥満はがんや認知症、うつ病などにも関連があることが分かってきました。

まだ研究段階なのでメカニズムは特定されていませんが、その原因のひとつとして、太っている人の体は「慢性の腫れ」を起こしているからだと考えられています。

虫さされなどの時に、患部が赤くなり腫れますが、太っている人の体は常に虫さされの患部のように腫れて炎症している状態が、体全体で起こっていると考えるとよいと思います。

健康診断や病院の血液検査でCRPという検査を受けたことはないでしょうか。実はこのCRPという検査は体内の炎症を示す指標です。

一般的に、健康な時は0.3mg/dl以下と非常に低値ですが、痛風の発作時や風邪の時などちょっとした時にもすぐに反応し、検査値が上昇することから、医師が頻繁に検査を行い、チェックしている検査項目です。CRPを含む炎症を示す物質は「炎症性サイトカイン」と言われます。

肥満との関連が研究されている炎症性サイトカインはCRPのほかにTNF-α、インターロイキン6などがあります。これらの炎症性サイトカインは太っている人ほど高くなると報告されています。

体内で慢性の腫れが続くと、炎症性サイトカインが放出され続けることになります。この炎症性サイトカインが血液やリンパ液などで全身に運ばれ、発がん性物質を誘発したり、認知症の原因物質を出す手助けをするために、がんや認知症などの病気になってしまうのです。

さらに、認知症の原因物質はうつ病の原因物質でもあるとされており、肥満はうつ病の原因になるとも言われています。

重要なのは太らないための食事と運動

肥満を放っておくと、命にかかわる重大な病気になってしまうことは過去の研究から明白です。しかし、肥満は生活のクセを変えることで改善することができます。

食事は時間を決めてだらだら食べないようにする、栄養のバランスのとれた食事を食べる、少ない量でも満足がいくように噛む回数を増やすなど、食事だけを見てもたくさんのポイントがあります。すべてのポイントがクリアできなくても、要は「太らない」という目標が達成できればそれでいいのです。

「単純肥満」のうちから食事や運動などを見直して、健康で活き活きとした人生を送りましょう。

不痛仍需治疗?肥胖与疾病的关系

 

肥胖会引发新陈代谢症候群,易罹患高血压、糖尿病及血脂异常等疾病。这些疾病都是生活习惯混乱所致,但是由于没有疼痛等不适感,人们往往会疏于治疗或放任不管。

 

在医院进行营养咨询时,是否不便说出口呢?患者经常会有这样的疑问,“明明不痛,为什么需要治疗?”

 

然而,众所周知,放任不管不进行治疗,疾病恶化,严重程度随之增加后,会引发心肌梗塞及脑梗塞等性命攸关的严重状态。

 

事实上,因肥胖引发新陈代谢症候群状态后,不仅是心肌梗塞及脑梗塞,还易罹患癌症、认知症、抑郁症等疾病。

 

什么是比单纯肥胖更可怕的内脏肥胖?肥胖引发疾病的机理

 

在此简要地说明一下肥胖引发心肌梗塞及脑梗塞的机理。

 

肥胖是从脂肪像气球一样向“外侧”拉伸皮肤开始的。请想象一下自己认为“胖了呀”时的状态。此时,肥胖者的内脏及血管无法承受压迫。各脏器在维持各自功能的同时也开始发胖。这是被称为“单纯肥胖”的状态。

 

单纯肥胖的状态继续发展下去,即使胖到皮肤无法再伸展时,人体也不会像气球一样破裂。更可怕的事情是,尽管人体已经保存了过多的脂肪,仍然会在体内的某个部位积存脂肪。

 

由于外侧无法确保保存空间,便只能在体内现有空间的某处,即腹腔内积存脂肪。这便是“内脏肥胖”。

 

通过健康检查发现数值异常时,需要在医院进行再次检查。由于在此阶段依然没有疼痛等不适的感觉,因此有些患者会向家人隐瞒健康检查的结果。

 

男性职员隐藏去医院进行再次检查的体检结果,妻子因某件事情发现后,带着丈夫去医院的情况也是屡见不鲜。

 

我们注册营养师负责的营养咨询比医师的诊察时间更长,交谈至少会持续15分钟以上。因此,可以理解妻子的愤怒以及丈夫那稍微懊悔的表情。

 

发展至“内脏肥胖”后,开始压迫腹腔内的内脏及血管空间。空间被脂肪占居,无法正常运转的内脏及血管也无法将血液及所需的营养素顺利地输送至身体的各个部位。

 

进而,还会导致无法储存于脂肪细胞的营养素残留于血液之中。这便是引发高血压、糖尿病及血脂异常的原因之一。

 

内脏肥胖导致血液循环恶化,无法顺利输送至全身各个部位的营养素会积存于血管内。

 

积存于血管分岔口等血液不易流动的部位或无法顺利输送的营养素会损伤血管壁,因修复结痂还会形成引发动脉硬化的血栓。如果形成血栓的场所是心脏便会导致“心肌梗塞”,如果是大脑,则会导致“脑梗塞”。

 

发胖后,会引发动脉硬化,但是为何会罹患无直接关系的癌症、认知症及抑郁症呢?这与身体的“肿胀”有关。

 

发胖后,身体会肿胀?与癌症、认知症及抑郁症的关系

 

最新研究表明,肥胖与癌症、认知症及抑郁症有关。

 

虽然处于研究阶段,其机理尚不明确,但是作为其原因之一,普遍认为发胖者的身体与“引发慢性肿胀”有关。

 

被虫子叮咬时,患部会变红肿胀,然而,发胖者的整个身体会经常处于像被虫子叮咬一样肿胀发炎的状态。

 

您没有接受过体检或医院血检的CRP检查吗?事实上,这个名为CRP的检查是一种显示体内炎症的指标。

 

通常情况下,由于健康时的数值非常低,小于0.3mg/dl,而痛风发作时及感冒时,即使是一瞬间也会立刻有反应,检查值会上升,所以是医师频繁进行检查核对的检查项目。显示包含CRP在内的炎症的物质被称为“致炎细胞因子”。

 

用于研究与肥胖相关性的致炎细胞因子除了CRP以外,还有TNF-α、IL-6等等。有报告称,越是肥胖者,这些致炎细胞因子的数值越高。

 

如果体内持续慢性肿胀,会持续放出致炎细胞因子。该致炎细胞因子通过血液及淋巴液输送至全身,易诱发致癌性物质,或产生导致认知症的致病因子,从而引发癌症及认知症等疾病。

 

而且,认知症的致病因子也是导致抑郁症的致病因子,也可以说肥胖是导致抑郁症的原因。

 

不引发肥胖的饮食和运动很重要

通过以往的研究可知,肥胖放任不管,会导致性命攸关的重大疾病。然而,肥胖可以通过改变生活习惯得到改善。

 

例如,固定并缩短进餐时间,摄取营养均衡的饮食,增加咀嚼次数等等。即使无法做到所有要点,只要能够实现“不发胖”的目标就没有问题。

 

从“单纯肥胖”阶段开始调整饮食及运动,去度过健康且充满活力的人生吧!


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