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返回译文

鈍行列車に乗り、車窓風景をぼんやり眺めながらどこまでも運ばれて行くような旅が好きだ。

駅に停まるたびに周辺をきょろきょろ見渡し、少しずつ入れ替わっていく乗客たちの会話の断片が耳に入ってくるのを味わう。

そうしていると、とても贅沢な時間の使い方をしているように感じる。

鉄道旅行の楽しさに目覚めて、大学時代からあちらこちらに一人旅をした。本線から分岐したローカル線の終点まで行って引き返すのをよくやったが、何時間も同じ列車に揺られ続けるのも大好きだった。

最高だなぁ、と思ったのが山陰本線。大学のサークルの仲間と夏休みに萩?津和野方面を旅した際、萩から下関まで各停で移動したのだけれど、車窓を流れゆく日本海や白砂青松を愛でながら、みんな声を揃えて「ええなぁ」と顔をほころばせたものだ。一つずつ順に現われては駅名標も恰好の話のネタで、「次の駅は〈こっとい〉か。どんな字を書くんやろう?」「ええっ、〈特牛〉。これは判らんわ!」などと盛り上がった。

一人旅で山陰を巡ったのはその何年後かの春。のどかな季節で、駅で停まるとヒバリの声がよく聞こえた。単線だから上りと下りが行き違うための時間待ちが多く、時には30分近くも列車は動かない。それならば、と駅員さんに断わって改札口を抜け、駅の近くを散歩することもできた。

すっかり山陰本線のファンになった私が、できるものなら乗ってみたい、と思ったのが往年の824列車である。ディーゼル機関車が牽引する客車列車で、門司駅を午前5時半より前に出発し、18時間半ほどかけて福知山駅に着くという普通列車だ。

明け前から日付が変わる少し前まで走り続けても京都駅に着かないのだから、浮世離れした旅ができたに違いない。いつか乗り通してみたい、と思っているうちになくなってしまった。あれならば山陰本線を(端から端までではないが)丸かぶりできたのに。

山陰本線の魅力はたくさんある。ずっと海に沿って走るわけではないが、区間によっては海岸線をなぞり、紺碧の海と大小様々な岬を見せてくれる。保津峡、余部鉄橋、大山、宍道湖……と素晴らしいヴュー?ポイントが沿線に散らばっているし、城崎、鳥取、米子、松江、出雲、石見、萩など観光に訪れたい町や温泉も多い。それに加えて、乗っても乗っても終わらないほど長大なのがいい。

現在、新幹線を除いて日本で一番長い路線は山陰本線だということを最近知った。東北本線には負けるだろう、と思ったのだが、あちらは新幹線の延伸によって第三セクター化した区間があるため、JRの路線としては縮んでしまったのだとか。それを聞いて、山陰本線のありがたみが増した気がする。

山陰本線びいきの私だが、あまりに長いのでまだ乗っていない区間がかなりある。大好物を惜しみながら食べるように、何度かに分けて乗るつもりだ。

と思っていたら、JR西日本が2017年から営業運転の開始を予定している豪華列車〈トワイライトエクスプレス 瑞風[みずかぜ]〉が山陰本線を走ると知り、大喜びしている。

「おや、あなたは鈍行列車が好きなんじゃないのか?」と言われてしまいそうだが、誰だって乗りたいでしょう、〈瑞風〉。大阪?京都駅を出て下関駅をめざすコースならば、車中で一泊しながら山陰本線を走破できるようだ。ずーっと山陰本線の線路の上にいられるではないか。

思ってもみなかった列車がデビューすることにわくわくしているが、それはそれとして、鈍行に乗っての山陰本線の全区間走破もいつか成し遂げたい。〈瑞風〉に乗っただけでは、夜中に通る区間の風景を見逃してしまう。

こんな調子だから、私は一生、山陰本線を楽しめそうだ。


有栖川有栖

1959年、大阪生まれ。小説家。大学時代は同志社大学推理小説研究会に所属し、機関誌「カメレオン」に創作を発表。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了し続けている。主な著書 『双頭の悪魔』(創元推理文庫)、『46番目の密室』(講談社文庫)、『鍵の掛かった男』(幻冬舎)などの小説作品のほか、『作家の犯行現場』(新潮文庫)、『正しく時代に遅れるために』(講談社)、『本格ミステリの王国』(講談社)などのエッセイ集がある。

【原译文】

我喜欢乘坐慢车,呆呆地盯着车窗风景,似乎能被带到任何地方般的旅行。


每当列车停站,我都会东张西望寻视四周,细细玩味身边不断来往更替的乘客们交谈时传入我耳中的只字片语。


这么做,感觉自己似乎正在非常奢侈地使用时间。


领略到铁路旅行的乐趣后,我自大学时代开始就一个人到处旅行。经常从主线到分叉而出的地方线终点之间来回往返,但我最喜欢花上数小时在同一辆列车上不断摇晃前行。


我觉得最棒的铁路线路就是山阴本线。暑假时与大学社交圈内的伙伴一起前往萩/津和野地区旅行时,虽然列车行驶缓慢,从萩到下关之间每站都会停靠,但是我们欣赏着掠过车窗的日本海与白沙青松,不禁露出笑容,异口同声地赞叹“好美啊”。按顺序一个个出现的站名标牌也成了我们绝佳的谈论对象,“下一站是‘Kottoi’啊,汉字怎么写呢?”“啊,‘特牛’。这真不知道啊!”如此种种,气氛非常热烈。


一个人出行巡游山阴是自此几年后的某个春天。在这宁静祥和的季节,每当到站停靠时经常能听到云雀的歌声。由于只有一条铁轨,为了错开上行与下行的列车经常需要等待,有时将近30分钟后列车依然纹丝不动。遇到这种情况的话,还能事先和车站工作人员打招呼,穿过闸机口,到车站附近散散步。


已经完全成为山阴本线忠实粉丝的我,若有可能想乘坐一下昔日的824列车。它是由内燃机车牵引的普通旅客列车,早上5点半之前从门司站出发,经过18个半小时后到达福知山站。


因为即使从黎明前到临近日期变更之时列车一直奔驰也无法抵达京都站,因此这无疑是一次能够远离喧嚣浮世的旅行。当我一直寻思着哪天尝试乘坐一下的时候,它却不知不觉退出了运行。如果是它的话,就能将山阴本线整个走一遍(虽然不是从终点到终点)。


山阴本线有很多魅力。虽然列车并非一直沿海行驶,但是根据不同的区域,有时铁轨会与海岸线重合,能够看到蔚蓝的大海与各种大大小小的岬角。沿线不仅散落着保津峡、余部铁桥、大山、宍道湖……等美丽的观光景点,也有诸如城崎、鸟取、米子、松江、出云、石见、萩等让人流连忘返的城镇与温泉胜地。此外,一直乘坐一直乘坐都到不了尽头的悠长让人感觉很不错。


最近才知道,目前除了新干线以外,日本最长的铁道线路就是山阴本线。尽管之前认为山阴本线的长度可能不如东北本线,但是由于东北本线有些因新干线延伸而被归入第三部门(译注:指除了国营、私营以外,由民间资本与地方公共团体共同出资运营的铁路)的区域,因此JR的路线被缩短了。听闻此后,感觉对山阴本线的珍惜之情变得更浓烈了。


虽然我很喜欢山阴本线,但是由于这条线路太长,因此仍有许多我没有乘坐过的区域。我打算像带着珍爱的心情吃自己最爱的食物那般,分几次乘坐。


尽管这么想着,但是得知JR西日本将从2017年开始让预计投入运营的豪华列车“暮光特快 瑞风”在山阴本线上行驶时,我真的有些喜出望外。


“哎呀,你不是说喜欢慢速列车的吗?”也许有人会这么说,但是无论谁都想乘坐一下“瑞风”吧。若是从大阪或京都站出发前往下关站的路线,据说可以在列车上睡一晚,走完整条山阴本线。难道它不是一直在山阴本线的线路上行驶的吗?


虽因令人意想不到的列车的登场而变得兴奋不已,不过,我仍然期待在某天可以实现乘坐慢车走完山阴本线所有区域的心愿。只是乘坐“瑞风”的话,就会错过夜间通行区域的风景。


如此看来,我似乎一生都能享受山阴本线带来的乐趣了。



有栖川有栖

1959年出生于大阪。小说家。大学时代隶属于同志社大学推理小说研究会,在机关杂志《变色龙》上发表作品。2003年凭《马来铁道之谜》荣获第56届日本推理作家协会奖。2008年凭借《女王国之城》荣获第8届本格推理小说大奖。通过层层严谨致密的逻辑,推翻所构筑世界的鲜明手法以及故事性丰满的作品,不断吸引着不同年龄层的读者。其主要著作除了《双头恶魔》(创元推理文库)、《第46号密室》(讲谈社文库)、《挂钥匙的男人》(幻冬社)等小说作品外,还有《作家的犯罪现场》(新潮文库)、《为了迟于正常的时代》(讲谈社)、《本格推理的王国》(讲谈社)等散文集。


【校对后译文】


我喜欢乘坐慢车,呆呆地盯着车窗外的风景,似乎能被带到任何地方般的旅行。

每当列车停站,我都会东张西望寻视四周,细细玩味身边不断来往更替的乘客们交谈时传入我耳中的只字片语。

这么做,感觉自己似乎正在非常奢侈地使用时间。

领略到铁路旅行的乐趣后,我自大学时代开始就一个人到处旅行。经常从主线到分叉而出的地方线终点之间来回往返,但我最喜欢花上数小时在同一辆列车上不断摇晃前行。

我觉得最棒的铁路线路就是山阴本线。暑假时与大学社交圈内的伙伴一起前往萩?津和野地区旅行时,虽然列车行驶缓慢,从萩到下关之间每站都会停靠,但是我们欣赏着掠过车窗的日本海与白沙青松,不禁露出笑容,异口同声地赞叹“好美啊”。按顺序一个个出现的站名标牌也成了我们绝佳的谈论对象,“下一站是‘こっとい(Kottoi)’啊,汉字怎么写呢?”“啊,‘特牛’。这真不知道啊!”如此种种,气氛非常热烈。

一个人出行巡游山阴是自此几年后的某个春天。在这宁静祥和的季节,每当到站停靠时经常能听到云雀的歌声。由于只有一条铁轨,为了错开上行与下行的列车经常需要等待,有时将近30分钟后列车依然纹丝不动。遇到这种情况的话,还能事先和车站工作人员打招呼,穿过检票口,到车站附近散散步。

已经完全成为山阴本线忠实粉丝的我,若有可能,很想乘坐一下昔日的824列车。它是由内燃机车牵引的普通旅客列车,早上5点半之前从门司站出发,经过18个半小时后到达福知山站。

因为即使从黎明前到临近日期变更之时列车一直奔驰也无法抵达京都站,因此这无疑是一次能够远离喧嚣浮世的旅行。当我一直寻思着哪天尝试乘坐一下的时候,它却不知不觉退出了运行。如果是它的话,就能将山阴本线整个走一遍(虽然不是从起点到终点)。

山阴本线有很多魅力。虽然列车并非一直沿海行驶,但是根据不同的区域,有时铁轨会与海岸线重合,能够看到蔚蓝的大海与各种大大小小的岬角。沿线不仅散落着保津峡、余部铁桥、大山、宍道湖……等美丽的观光景点,也有诸如城崎、鸟取、米子、松江、出云、石见、萩等让人流连忘返的城镇与温泉胜地。此外,一直乘坐一直乘坐都到不了尽头的悠长感让人感觉很不错。

最近才知道,目前除了新干线以外,日本最长的铁道线路就是山阴本线。尽管之前认为山阴本线的长度可能不如东北本线,但是由于东北本线有些因新干线延伸而被归入第三部门(译注:指除了国营、私营以外,由民间资本与地方公共团体共同出资运营的铁路)的区域,因此JR的路线被缩短了。听闻此后,感觉对山阴本线的珍惜之情变得更浓烈了。

虽然我很喜欢山阴本线,但是由于这条线路太长,因此仍有许多我没有乘坐过的区域。我打算像带着珍爱的心情吃自己最爱的食物那般,分几次乘坐。

尽管这么想着,但是得知JR西日本将从2017年开始让预计投入运营的豪华列车“暮光特快 瑞风”在山阴本线上行驶时,我真的有些喜出望外。

“哎呀,你不是说喜欢慢速列车的吗?”也许有人会这么说,但是无论谁都想乘坐一下“瑞风”吧。若是从大阪或京都站出发前往下关站的路线,据说可以在列车上睡一晚,走完整条山阴本线。难道它不是一直在山阴本线的线路上行驶的吗?

虽然因为令人意想不到的列车的登场而变得兴奋不已,不过,我仍然期待在某天可以实现乘坐慢车走完山阴本线所有区间的心愿。只是乘坐“瑞风”的话,就会错过夜间通行区间的风景。

如此看来,我似乎一生都能享受山阴本线带来的乐趣了。




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