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原文

  • 枫凌 推荐于 2017-10-08 12:38
  • 原文语言:日文
  • 所属分类:商业
AI時代が到来し、現在ある職業の半数近くがなくなる時代がやってくるという。私たちは機械の奴隷になってしまうのだろうか。はたして10年後にAIとロボットはどこまで進化し、私たちの仕事にどのような影響を与えるのか。人工知能とビジネス研究のトップランナー2人に話を聞いた――。

「47%の仕事が機械によって代替される」

「靴に搭載された1つのチップでさえ、われわれの脳より賢くなるだろう」と孫正義氏はバルセロナで開催された講演で述べた。「人間は靴より劣った存在になる。そして、その靴を足で踏みつけるようになるのだ」。

オックスフォード大学のマイケル?A?オズボーン准教授らが「10~20年後、米国の雇用者のうち47%の人が行っている仕事が機械によって代替される」という分析結果を公表したのは2013年。衝撃の発表から約4年。いまや人工知能(AI)はプロ棋士を打ち負かし、グーグルの機械翻訳は精度が劇的に向上した。AIとロボットの進化は著しく、人が機械によって仕事を奪われる未来が現実味を帯びてきた。

「自分は専門職ではなく、営業から管理部門まで幅広くやるホワイトカラーだから代替されないはずだ」と油断していてはいけない。会社がAIとロボット化に対応できなければ、会社が淘汰されて、働く場所そのものが消えるおそれがある。その場合でもほかの会社から声がかかるように、ビジネスパーソンはAIに代替されない能力を身につける必要が出てくる。

はたして10年後にAIとロボットはどこまで進化し、私たちの仕事にどのような影響を与えるのか。人工知能とビジネス研究のトップランナー2人に話を聞いた。

恐怖? 希望?「AIで暮らしはどう変わる」

Q.人工知能で社会はどう変わりますか?

【三谷宏治(金沢工業大学虎ノ門大学院 MBAディレクター 教授)】これまで大きなイノベーションに際して、社会や職業はどう変わったか。たとえば、蒸気機関の発明により、交通システムは駅馬車から蒸気機関車へと置き換えられました。それによって駅馬車はなくなり、馬を操る御者や馬車をつくる人は仕事を失いました。

では、失業者が世にあふれたのでしょうか。実態は逆です。まず機関車の運転手や車掌、製造の仕事が生まれます。さらに、機関車は圧倒的に低コストで、人やモノを運びます。その結果、交通量が増えて経済が活発になり、職業や雇用の総数は大きく増えました。

いま注目を集めているAIやロボットでも同じことが起きるでしょう。ある種の仕事は機械に置き換えられてなくなりますが、イノベーションによるコスト減や品質向上で、従来なかった市場が形成され、新たな職業や雇用が生まれる。人間社会全体にとってはプラスこそあれマイナスはありません。

【辻井潤一(産業技術総合研究所 人工知能研究センター研究センター長)】AIが人間に勝つ、負けるという議論は、知能を一元的に捉えた間違った見方です。知能はいくつもの能力の組み合わせでできていて、たとえAIが何かの能力で上回っても、別の能力では人間にはかないません。

自動車と人間を比較してください。単に速く走るだけであれば自動車のほうが上。しかし、狭い場所を自由に移動する能力では人間にかなわない。

AIも同じです。ある側面で人間を超えていきますが、それをもって負けたというのは不毛。人間の能力を超えた部分を使いこなすことで、よりよい世界をつくっていけるはずです。

Q.人工知能の開発ってどこまで進んでいるんですか?

【辻井】AIの特徴は、自律系、つまり自分で判断し、動く点です。これまでの機械は自律性が高くありませんでした。たとえば拳銃は勝手に標的を判断しないし、自分から発射しません。トリガーを引くのは、あくまでも人間です。だからこそ人間は自分が道具を使っている意識を持てました。しかし、自律系であるAIは人間のコントロールを離れる部分が出てきます。人々がシンギュラリティ(技術的特異点)に一抹の不安を抱くのも、人間のコントロールが利かなくなるおそれが根本にあるからでしょう。

AIが、人間の限界を超える大量のデータをもとに判断を下せる点も見逃せません。医療なら、AIが過去の治療履歴をもとに、人間の医者が見逃す病気を見つけて適切な薬を処方するようになる。しかし、ここでまた自律系の問題が浮上します。AIは人間の考える原理で治療法を導き出すわけではありません。いわば、外から理解できない「閉じた自律系」といえます。そのため患者は治療法をすすめられた理由がわからず、不安を覚えるのです。

近年、AIは機械学習から深層学習(ディープラーニング)に進み、ブラックボックス性が一層強くなりました。このままでは社会に受け入れられないおそれもあります。そこでいま世界の研究者は、「開いた自律系」の研究に力を入れています。具体的には、AIの判断の道筋を透明化したり、言葉で説明する研究が進んでいます。AIが開かれた自律系になれば、多くの人がAIに不安よりも信頼感を抱けるようになるのではないでしょうか。

10年後増える仕事、消えてなくなる仕事

Q.ズバリ、10年後になくなる仕事は何ですか?

【辻井】AIによって、情報革命はいよいよ最終段階に入ってきました。情報革命の第一段階は、データが計算機の中に入ったことでした。計算機の中のデータは、グラフや表にして見せる加工が容易にできます。これによって人間の情報処理能力が上がり、ホワイトカラーの生産性は高まりました。

次の段階がAIによる分析です。それまで計算機に入力されたデータを分析するのは人間の役割でしたが、その仕事をAIが担うようになる。10年後には、ホワイトカラーの仕事の一部がAIに代替されるようになるでしょう。

【三谷】AIに代替されやすいのは、ルールがはっきりしている仕事です。将棋や囲碁ではすでにコンピュータがプロ棋士を上回るようになりましたが、あれはルールが定まっているから。複雑なルールでも、それが明確ならコンピュータは学習?情報処理能力を駆使して、人間を凌駕するのです。

一般的な仕事でいえば、経理や会計がそうです。経理や会計の仕事は法律や会計基準といったルールに従うことが重視されます。個性を発揮して勝手な方法でやることは求められていません。ほかにも、ルールが明確な仕事はいずれAIに取って代わられてしまうでしょう。

Q.10年後にニーズが高まる仕事って何ですか?

【辻井】ホワイトカラーの一部はAIに代替されますが、全員が仕事を失うわけではありません。

今後、産業界では横の統合が予想されます。いま大手ECサイトはAIによって、何がどれくらい売れるのかという需要予測を高い精度で行えるようになりました。その予測に基づいて、配達の中継基地まで先に品物を運んだり、早めの発注をかける取り組みも始まっています。この流れが進めば、メーカーが注文前に工場を稼働させるという動きも出てくるでしょう。

需要予測に基づいて複数の業態の連携が進むと、それによって生まれる新しいサービスを発想したり、どの業態と組めば全体が最適化するかと考える総合的な判断能力が問われるようになります。AIは縦型の一業態に限られた情報を活用することに長けていますが、異なる複数の業種の情報を統合して考えるのは、人間のほうが得意です。

ホワイトカラーでも、事業を構想したり、総合的な判断をするポジションは、むしろニーズが高まるはずです。

【三谷】研究職と身体性かつ専門性の高い職業です。医療を例に考えてみましょう。将来、AIとロボットで診断も手術も自動化されて、外科医は仕事を失うかもしれません。しかし、AI自身は新しい病原体や治療法を発見することはできません。AIを育てるには膨大な論文を読みこませる必要がありますが、新しいテーマを見つけ、研究して論文を書くのはまだ、人間の仕事。研究者は逆にいまより増えるでしょう。

また、術前術後は患者さんのケアが必要ですが、対面のコミュニケーションも人間のほうが得意です。診断と手術が機械化されてコストが大きく下がれば、手術の件数が爆発的に増えるので、術前術後のケアを担う看護師はいま以上に人手不足になります。

今後は、AIに学習させるデータを供給する研究者と、対面が必要な職業は引く手あまたになるでしょう。

悪夢の近未来を生きのびる方法があります

Q.人工知能が決してできないスキルは何か?

【辻井】昨年、マイクロソフトの対話学習型AIがヒトラーを礼賛する発言をして、実験が中止に追い込まれました。人間は本能や、長い歴史の中で形づくられてきた多様な価値観を持ち、それに基づいて判断を下します。しかし、AIの価値観は赤ん坊の状態。学習の結果、偏った一つの価値観に基づいて判断を下すこともありえます。

AIは、目的が明確な仕事は得意です。しかし、目的の背景に多様な価値観があるものは難しい。たとえばAIに投資のアドバイスをさせるとします。このとき目的が、利益を最大化することなのか、リスクをヘッジすることなのか、はたまた社会に貢献をすることなのか。それによって適切なアドバイスは変わってきますが、AIは価値観をすりあわせて目標を設定することができません。そこは人間の役割であり、今後もそれは変わらないでしょう。

【三谷】たとえば、AIに経営責任はとれません。なぜなら企業は一つ一つ異なる固有の存在だからです。AIに統計的に経営を任せることは可能でしょう。たとえば数千社の企業の経営を一人の人間とAIに任せれば、生き残る企業数が多いのはAI経営のほうかもしれません。しかし、倒産した企業から見て、それは許されることなのか。「統計的にダメでした」といわれて納得できるはずがないのです。

実際の経営者は、何があっても自社だけは生き残る方策を考えます。生き残るためには他社を潰すことも辞さない。それがリアルな経営です。ここに若きリーダーの生きる道があります。

Q.わが子がロボットに支配されない教育とは?

【三谷】これから10年で、仕事がAIやロボットに置き換えられます。それと同時に新しい仕事が登場する。ただし、どんな仕事が現れるかは不透明です。先が見えない中で、未来を担う子どもはどのような能力を身につければいいのか。おすすめは、身体性を伴う発想力やコミュニケーション能力です。

将来、大学教員の仕事は半分が消える可能性があります。研究者としては生き残りますが、教育者としていまのままなら不要になります。学生に知識を伝えるだけならAIで代替できるからです。一方、小学校の先生は残ります。小学校の先生は、知識や方法論を教える以前に、子どもたちを集中させたり、勉強や運動に興味を持たせる必要があります。そのためには、テキストや音声?映像データを超えた、リアルなコミュニケーションが必須。ともに走り、叫び、笑うことで人の心は動くのです。そういった身体性を伴うコミュニケーションは人間に残された最後の領域の一つです。

子どものコミュニケーション能力を鍛えたければ、異質な存在が集まる場所に身を置かせるべきです。学校なら、同じような人が集まるエリート校ではなく、幅広い層が集まる普通の学校に入れる。育ってきた背景が違えば、けんかも起きるでしょう。しかし、だからこそ相手の感情を推し量り、議論の仕方を覚えることができるのです。

【辻井】全体を見て総合的な判断を下す力はAIには簡単に代替されません。物事を幅広く見る視野の広さや、離れたものを結びつける発想力、いわゆるゼネラリスト的能力です。では、スペシャリスト教育は無意味でしょうか。私はそう思いません。

AIの登場で、将来、領域の狭いスペシャリストほど苦戦することが予想されます。しかし、スペシャリストでも、熟練工のようなトップ層は生き残ります。イノベーションを起こして突破口を開くのは人間です。その役目をザ?スペシャリスト?オブ?スペシャリスツが担い、彼らが生んだ技術をAIが受け持つ。専門家の世界は、そのような二層構造になるはずです。スペシャリスト教育をするなら、トップレベルまで突き詰めてやる。それが大切です。


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